考えてみると、不動産の証券化にも「無用の用」 に近いところがあります。
証券化のメリットとしては、投資対象物が明確である点や様々な投資家の皆様への機会の提供等が挙げられますが、
SPCそれ自体はキャッシュフローのいわば仮置き場であり、 単なる形式的な箱にすぎません。
しかしその物件が生み出すキャッシュフローについてSPCを活用することではじめて、投資家の皆様に歪みのないキャッシュフローの分配が可能になるわけです。
リオナスはSPCを管理するアセットマネージャーです。
とはいえ私たちの仕事は単なるキャッシュフローの分配にとどまるものでもありません。
これまで価値が不当に低く見積もられてきた物件、つまり「無用のもの」を適切に評価し直すことで、
新たな価値と利益を生み出し社会に貢献することができる。
これもまた私たちの仕事の目標です。
「無用の用」をもって投資家の皆様に「利を為す」存在でありたい。
言葉遊びのようで恐縮ですが「リオナス」 をそんな会社にできたらと考えております。